皆さまこんにちは。

わたくし結婚相談なら横浜Be婚の

マダムけいちゃんでございます。
私の故郷、相馬市の漁師ノリさんのお話です。

３月１１日の東日本大震災の津波が来た時に

ノリさんは父親と共に漁船を守るために

船で沖にでました。

漁船は大きな波の上で一昼夜過しました。

一日半後に、いつもの港に帰ったら

港はなくなって

故郷の町は違う世界になっていました。

高さ１０メートルほどの津波がやって来て

相馬の沿岸部の地域を

すべてさらってしまっていました。

ノリさんの家は津波に流されてしまい

跡形もありませんでした。

無事だった奥さんと、

娘達を狂ったようにさがしました。

１８歳の次女、

２０歳の長女が次々に見つかりました。

避難所生活をしながら、二人の娘を弔いました。

そして、４月１７日に行くえ不明だったお母さんが

やっと見つかりました。

津波から１ヶ月以上もたっているので遺体は傷んで

身元の判定は難しいものでした。

最後は歯型で身元確認をしました。

明るいお酒の好きなお母さんでした。

悲しみは重なるばかりです。

３月１１日の津波で

ノリさんは３人の愛する家族を失いました。

ノリさんは漁師です。

漁業は福島原発の放射能汚染で

福島の海では魚を取ることは何年間は無理です。

津波が家と愛する家族と仕事を奪いました。

これから、何をしていけばいいのかわかりません。

この、憤りをどこにもぶつけられません

この悲しみを誰に聞かせられません。

だって、みんな我慢しているのだもの・・・。

ノリさんの避難所生活はこれからも続きます。

福島の震災の復興は原発の事故で遅れています

終息は何時になるかわかりません。

長い道のりです。

全国の皆さま、被災地福島を

長く応援お願いいたします。