わたくし結婚相談なら横浜Be婚の
マダムけいちゃんでございます。
3月11日の地震と津波で、
漁師のノリさんは
家と船を流されてしましました。
そして、お母様と二人の娘さんが
行方不明になりました。
家を流されたので、
避難所で寝起きしながら
家族をさがしました。
9日目に下の娘さん、
その二日後に上の娘さんが
遺体で見つかりました。
下の娘さんは
4月に食物関係の大学に
進学が決まっていました。
上の娘さんは、
女性建築家目指して
土日も返上して大学で
将来の夢に向って勉強していました。
二人の娘さんはお父さんが大好きでした。
小さい時は抱っこを
よくノリさんにせがみました。
昨日二人の葬儀を被災地のなかで、
親族が集まり行いました。
お坊さんもいない簡素な葬儀でした。
被災した遺体が多く、
相馬の火葬場では間に合わず7日待ちです。
無理をして2時間かけて郡山まで行って、
二人の娘さんを火葬してきました。
最後のお別れには可愛い娘達に
沢山の花びらでかざって
見送りました。
1時間半後、二人の娘は
小さな白い箱に入れられて
ノリさんのもとに戻ってきました。
郡山の火葬場から、
二つの白い箱を抱いて
ノリさんは相馬の避難所に帰りました。
幼い時に二人を抱っこしたように
二つの箱をひざに乗せて、
これが二人の娘の
最後の抱っこになりました。
こんな悲しい思いは、
誰にもさせたくありません。
一刻も早い、災害の復興を願います。